裁判2日目は被告本人への質問からでした。
裁判では事前に弁護人や検察官から配布されたA4の書類を元に進行されるのですが、2日目にして既に結構な量の書類となっていました。
この書類に大事だと思ったことや疑問に思ったことをメモしていくのですが、裁判の流れは早くメモを取るので精一杯となってしまいます。
そのため後で「あれはどこにメモしたっけ?」と大量の書類からメモを探すのも大変でした。
弁護人の被告人への質問では被告人の当時の心情や反省していますよね?といった趣旨の質問がなされました。
(時に弁護人から被告人に対して厳しく詰問する場面もありましたが、あれも弁護人のテクニックなんだろうなと思いました)
次に検察官からの被告人への質問に移りました。
検察官の被告人への質問は非常に厳しい口調で厳しく質問されていました。
「何でですか?」「何でですか?」と繰り返し質問され被告人もちょっとイライラしているようにも見えました。
私から見ても同じことを何度も質問してとてもしつこいなと感じました。
これはこれでさきほどの弁護人のテクニック同様に検察官のテクニックなんだと思います。
(もちろん弁護人も検察官も人によって違うんでしょうけど)
被告人質問の後には被告人の奥さんへの質問となりました。
弁護人の質問では奥さんは今回の事件があって子供たちからは離婚をすすめられたが離婚すると被告人が孤独になるため離婚はしないとの説明をしました。
又今回の事件で周囲からは奥さんも色々と罵倒されたりしたとのこと。
犯罪を犯すと自分だけでなく自分に近い周囲の人にも多大な迷惑を掛けてしまう・・・そんなことは犯罪を犯した後に気付いても取り返しがつかないんだなと痛感しました。
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