選ばれた人たちは廊下に並び、職員の方に誘導されて別の階の会議室へ行きました。
その会議室には先ほど挨拶された裁判官、検察官、弁護士の方々が居られました。
我々の座る机には資料が置いてあり指定された机に全員が座りました。
すると裁判官の方から挨拶と裁判に関する簡単な説明が有り、その後、手元の資料に有った宣誓書を皆で朗読しました。
裁判官の方は3人居られましたが皆さん腰が低く、緊張気味の我々を和ませようと一生懸命なのは強く感じました。
全員による宣誓書の朗読が終わると検察官、弁護士の方々は会議室から出ていきました。
そして裁判官から色々と細かい説明を受けました。
まずは今回の事件の概要について説明が有り、そして裁判とはどのようなものか?という基本的な説明が有りました。
裁判とは被告が犯罪を犯したのかどうか?犯したのであればどのような懲役とするか?について決める事とのことでした。
又、法律知識についてはその都度、裁判官の方がフォローしてくれるとのことでした。
次に裁判に参加している間の食事についての説明がありました。
食事については外食は認められないとのことでした。
理由としては裁判所の外に食事に行って裁判に参加している事件関係者と接触することを防ぐためtのお説明がありました。
そのため食事はお弁当を持参するか、裁判所で頼んでいるお弁当屋さんに注文するしか無いとのことでした。
ちなみに注文した場合のお弁当代は500円ぐらいでした。
続いてトイレの説明があり、トイレも法廷とは別の階のトイレを使うように言われました。
これについても事件関係者との接触を防ぐためとのことでした。
一通りの説明が終わった後に皆で法廷へ見学に行きました。
通常、裁判官が入ってくる裁判官の席の後ろのドアから入りました。
そこは一段高くなっており傍聴席と向かい合う形となるため法廷全体がよく見渡せました。
傍聴席とは逆側から見るため法廷の職員の方の机の裏もよく見えるのですが、傍聴席から見えない所は結構煩雑(セロハンテープやマスクの箱があったりPCの機器があったり)な感じでした(当然、必要なものしか置いてはありませんでしたが)。
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