裁判員1日目(3/3)

初日は昼食後に自己紹介を行いました。
まずは裁判官の方から自己紹介を行い、そこで男性の裁判長が24年目、男性の裁判官が18年目、女性の裁判官が2年目とのことでした。
又、裁判官は転勤であちこち定期的に移動しているとのことでなかなか大変な仕事です。
各自の自己紹介の時には何と呼ばれたいかも机の上の大きなネームプレートに書いて自己紹介しました。
それまでは「裁判員2」というネームプレートだったのですが、それでは味気ないとのことで呼ばれたい名前をネームプレートに書きました。
この場限りの名前でも良い(例えばキャサリン等)とのことでしたが、裁判員のみんなが苗字(本当かどうかは不明ですが)を書いていました。
その後は裁判長もネームプレートに書かれた苗字を呼ぶようになり少し距離が縮まった気がしました。
お昼休憩が終わり午後からの審議が始まりました。
午後の証人尋問の際、初めて証人に質問しました。
裁判官、裁判員の席にはマイクが有り法廷中に声が響きます。
大変緊張しましたが無事質問を終えて不明な点がはっきりすると何だか裁判に参加しているという実感も大きくなりました。
裁判員は裁判長から順番に「質問は有りませんか?」と聞かれるのですが補助裁判員の方は質問が有れば裁判長に耳打ちしてそれを裁判長が質問するというスタイルです。
補助裁判員は正式な裁判員ではないため直接裁判には参加出来ないらしく、このようなスタイルとなっているそうです。
やはり午後が進行が遅れ気味となり休憩を取りやめたりして何とか予定の時間に収まりました。
ただ進行が遅れた場合には待っている証人の方は裁判の後の予定も狂うことになり可哀そうだと感じました。
裁判長から「大変だったでしょう、お疲れでしょう」としきりに労いの言葉を掛けて頂きました。
ただ16:40に裁判は終わり17:00には裁判所を出れたので普段の会社勤めでは考えられないくらいの早い時間に帰宅することが出来ました。

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